郷
構想から約10年をかけて完成、セリフを極力排し、音と映像を通して登場人物たちの生命の営みを描き出す。鹿児島の雄大な自然を背景に、17歳の高校球児の挫折と再生をつづった青春叙事詩。
プロ野球選手を目指す高校球児の岳。野球部内の理不尽な人間関係や、立ちはだかる残酷な現実に苦しむ彼は、優しい担任教師・霧島の励ましの言葉に心を救われ、幼なじみ・隆との再会をきっかけに、かつて大自然の中で無邪気に遊んだ日々の記憶に救いを見いだすようになる。四季の移ろいとともに、岳の心境も少しずつ変化し、癒やされていく。