ナミヤ雑貨店の奇蹟
東野圭吾の同名ベストセラー小説を廣木隆一監督が映画化。日本アカデミー賞で優秀作品賞を含め10部門においてノミネートされた。
過去と現在が手紙で繋がる不思議な雑貨店を舞台に、現実に背を向けて生きてきた青年と悩みを聞く店主の時空を超えた交流を描く。
2012年、養護施設出身の敦也は友人と悪事を働いて、一軒の廃屋に忍び込む。そこはかつて悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」だった。他に誰もいないはずの店内に、突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてくる。なんとその手紙は32年前に書かれた悩み相談だった。敦也たちが困惑しつつも、当時の店主ナミヤに代わり返事を書くと、また手紙が投函される。やがて、この雑貨店の意外な秘密が明らかになる。