美しい星
核時代の人類滅亡の不安を捉えた、三島由紀夫の異色SF小説を、「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督が映画化。平凡な家族が突如として「宇宙人」として覚醒し、美しい星・地球を救おうと大暴走する様を描く。
予報が当たらないことで有名なお天気キャスター・大杉重一郎は、妻や二人の子供達とそれなりの暮らしを送っていた。そんなある日、空飛ぶ円盤と遭遇した重一郎は、自分は地球を救うためにやって来た火星人であることを確信する。さらに息子の一雄が水星人、娘の暁子が金星人として次々と覚醒し、それぞれの方法で世界を救うべく奔走するが…