九十歳。何がめでたい
歯に衣着せぬ物言いで人気の直木賞作家・佐藤愛子。一昨年100歳を迎えた彼女のベストセラー・エッセイ集『九十歳。何がめでたい』『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』を原作に、90歳を迎えた草笛光子が、エネルギッシュかつチャーミングに等身大の佐藤愛子を熱演し、映画化!
断筆宣言をした90歳の作家・佐藤愛子は、新聞やテレビをぼうっと眺める鬱々とした日々を過ごしていた。同じ頃、大手出版社に勤める中年編集者・吉川真也(唐沢寿明)は、昭和気質なコミュニケーションがパワハラ、セクハラだと問題となり、謹慎処分に、妻や娘にも愛想を尽かされ、仕事にプライベートに悶々とする日々。そんなある日、吉川の所属する編集部では愛子の連載エッセイ企画が持ち上がり、吉川が愛子を口説き落として、晴れて担当編集に!このふたりの出会いが、新たな人生を切り開く――?
(C)2024「九十歳。何がめでたい」製作委員会 (C)佐藤愛子/小学館