JCCC 桜だより

春の訪れを祝うSakuraFestを今年も開催いたします。創造性とコミュニティの絆を分かち合い、JCCC全体が活気にあふれる特別なひとときをぜひご体験ください。詳細はこちらからご確認いただけます。
JCCCの桜について
JCCCを囲むように咲く桜の木々。その見頃は、4月下旬から5月上旬にかけてのわずか一週間ほどです。 皆さんは今年、お花見のチャンスはありそうでしょうか。
日本国内だけでなく、ここカナダでも、美しい桜を求めて足を運ぶことが初春の楽しみとして定着してきました。これは、移ろいゆくものや儚いものに心を寄せる、日本古来の「もののあはれ」という感性にも通じるものです。 たとえ一瞬であっても、淡いピンクに染まる桜を愛でる時間は、私たちにとって特別なひとときです。
桜を大切に守るためのお願い
桜はとても繊細な植物です。間近で写真を撮りたいというお気持ちに寄り添いつつも、この美しい景観を次世代へ繋ぐため、以下の点にご協力をお願いしております。
- 花や枝を傷つけない: 花を摘んだり、枝を揺らしたり、木に登ったりしないでください。
- 根元を守る: 桜の根は枝の広がりと同じくらい遠くまで、地表近くに伸びています。踏み固めると木が弱ってしまうため、根元に立ち入らないようご注意ください。
- 美化へのご協力: ゴミは必ずお持ち帰りください。
皆様の深いご理解と愛情があってこそ、桜は毎年美しい花を咲かせることができます。次に来る方も気持ちよく過ごせるよう、美しい景観の維持にご協力をお願いいたします。
【交通に関する重要なお知らせ】 桜のシーズン中、JCCC敷地内へのバスの乗り入れ・進入は固くお断りしております。円滑な運営のため、皆様のご協力をお願い申し上げます。
どのような品種がありますか?
JCCCでは、主に ソメイヨシノ(染井吉野) カンザン(関山) イトザクラ(糸桜) シダレザクラ(枝垂桜)の品種をご覧いただけます。
何本ありますか?
資生堂様をはじめとする皆様の多大なるご支援により、現在JCCCには100本を超える桜が根付いています。今年も例年以上に賑やかなお花見シーズンとなる見込みです。
桜が植えられた経緯について
1959年、当時の萩原徹・駐カナダ日本大使が、第二次世界大戦後に日系カナダ人を支えてくれたトロント市民への感謝として、東京都民を代表し2,000本の桜を贈呈したのが始まりです。
当時、西海岸の強制収容所から解放された日系カナダ人の多くが、新天地を求めてトロントへと移住しました。その絆の証として、2000年から2012年にかけても、さらに3,000本以上の桜がトロントに贈られています。
また2022年には、資生堂カナダ様が創業150周年を記念し、日系コミュニティへ150本の苗木を寄贈されました。そのうちの75本がここJCCCに植えられ、次世代を担う若木として大切に育てられています。